パパの育休、おすすめな理由

体験談

パパの育休。取得される方少ないですよね。
あお家のパパは次女出産の時、約半年間育休を取得しました。

男性育休はいつからどのくらいの期間取得できるのか。お給料は?ぶっちゃけパパの育休ってどうなの?

初めに言っておきます。パパの育休は絶対的におすすめです。里帰りされる方もされない方も、近くに頼れる人がいる方もいない方も。それくらい私たちあお家にとってパパの育休は有意義なものでした。

男性育休の取得できる期間

出産予定日から子供が1歳の誕生日を迎える前日まで

出産予定日といっても、お産はいつ始まるかわかりません。早まる方もいれば遅れる方も。
私は第一子が予定日ぴったりだったので第二子の時大幅に早まる可能性はあまり考えてはいませんでしたが、急にお産が始まってしまうと長女を見てもらう人が居なかったので夫には有休を使ってもらい、出産予定日の少し前からお休みに入ってもらいました。

育休期間は延長も可能

子どもが1歳となる育児休業終了予定日に保育所に入社できない場合など、一定の条件を満たす場合は子どもが1歳6ヶ月になるまで延長可能。
また1歳6ヶ月の時点で保育所等に入れないなど一定の条件を満たす場合は、更に2歳になるまで再延長が可能となります。

育児休業給付金

これは雇用保険から支給されるもので、公務員の方はまた違うようなのでご注意下さい。

 

育児休業給付金の受給条件

  1. 雇用保険に入っていて育児休業を取り、その後も働き続ける予定である。
  2. 育児休業開始前の2年間に、11日以上就業している月が12ヶ月以上ある。
  3. 育児休業期間中の各1ヶ月で、休業開始前の1ヶ月あたりの賃金の8割以上の賃金が支払われていない。
  4. 育児休業期間中の各1ヶ月で、就業していない日数が10日以下である。

給付率、初めの6ヶ月は67%

育児休業中は就業規則上、無給としている企業が多いですが、雇用保険に加入していて一定の条件を満たしていれば育児休業給付金が雇用保険から支給されます。

額面は、
最初の6ヶ月…休業開始時賃金日額×支給日数×67%
それ以降…休業開始時賃金日額×支給日数×50%

社会保険料の免除も合わせれば、給与の8割がカバーされる

育休中は、厚生年金保険料健康保険料などの社会保険料が免除される制度があります。これらの保険料の負担額は所属している健康保険組合によって異なりますが、月収の約14%程です。

育児休業給付金は、最初の6ヶ月間は休業開始前の給与の67%支給されるので、負担減額分と合わせると、育休前の手取り月収の実質8割カバーされることになります。

また育児休業給付金は非課税なので、育休中に無給となった分に応じて所得税と住民税(次年度分)の負担が軽くなります。

男性育休は取りにくい?

上記の条件が満たされていれば男性育休は取得できますが、まだまだ社会に浸透していない男性育休は、会社にその制度を理解している人がいなかったり、取れても男性が長期間会社を休む事に抵抗があるのも事実です。

実際夫の会社も男性が育休を取得した前例がないような所で夫自身、手続きはもちろんの事、相当な覚悟を持って育休を取得してくれたのだと思います。

だんだん女性の産休育休が浸透してきている様に、これから男性が引け目を感じる事なく取得できる社会になっていけばいいなと、今回強く思いました。

パパの育休って実際どうなの?

 

あお家は育児休業給付金が67%支給される6ヶ月間育休を取りました。その中で特に良かったなと思う点3つあります!

人手がある

とにかく産まれたばかりの赤ちゃんは授乳とオムツのエンドレス。プラスまだ2才前の長女のご飯、おむつ、外遊び…これを1人でこなすのは大変です。
そんな時期に夫がいてくれたことでとても助かりましたし、気持ちの部分でも違いました。

人手があるので長女の事だけを見る時間を取れた

次女が生まれた時、長女はまだ2才になる前でした。まだまだ”妹”という存在を理解できず、きっと寂しかったと思います。だけど半年間は毎日、私か夫が長女の事だけを見る時間を取れたので、少しは寂しさを和らげてあげられたかなあと思います。

夫が家事育児何でもできるようになった

今までももちろん、言えば嫌な顔せず何でもやってくれていました。言ってやってくれるならそれでいいやん!って思うかもしれません。だけどそうは思えず、何で言わな分からんの。何で今それするん。みたいな事を思ってしまい、そして言ってしまい、喧嘩する事も多々ありました。

しかし、育休の半年間で子供と過ごす1日の流れを知ってもらえた事で何も言わなくてもおむつを替えてくれたり、お皿を洗ってくれていたり、何曜日何ゴミの日かを把握し、ゴミを集めるところから捨てるところまでしてくれたり。
それは今も変わらずで、むしろ子供との遊び方や対応の仕方などは見習わないと…!と思う事が沢山あります。

最後に。一番はこれ

孤独感から解放された

長女が産まれた頃からずっと夫は仕事が忙しく、家に帰ってこれない日も多くありました。休みの日も疲れてソファーで寝ていたので、おむつもほとんど替えた事がない夫にずっと、“子育てを手伝ってもらっている”という感覚でいました。しかし、育休期間があったおかげで今では“一緒に子育てをしている”に変わり、どこかで孤独だった気持ちがなくなったのです。これが今回夫が育休を取ってくれて一番良かったと思う事です。

もちろん制度とはいえ、休んで当たり前。なんて全く思っていません。会社の理解や、一緒に働く方の理解、協力があってこそですし、社会の制度のおかげでしっかり手当を頂くことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。

なのでもし気持ち的な部分で迷っている方がいれば、感謝の気持ちだけ持って思い切って取得されるとこをおすすめします。

 

この記事を書いた人
てばもと

2歳差姉妹を育てる手羽元大好きかーちゃん(30代)
長女出産後専業主婦に。
趣味なし、飽き性。

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